生活習慣病について
生活習慣病はかつて成人病と呼ばれ、主に乱れた生活習慣(食生活、運動、飲酒、喫煙など)から発生するといわれています。
生活習慣病から来る病気・疾患
糖尿病、肥満症、脳卒中、心臓病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、動脈硬化症、痛風(高尿酸血症)など。
当院の治療方針
医学的な根拠に基づいた生活習慣の指導をいたします。生活習慣病の改善は、まず、日常生活の改善から始まることがほとんどです。今までできなかった健康的な生活を継続していくことは、簡単なことではありませんが、日々の経過を患者さんと一緒に二人三脚で歩んでいくことを心がけます。
【食事療法について】
体の脂肪1kgが約7300kcalです。運動療法も大変重要ですが、体重管理には食事療法が大変重要となります。年齢、基礎疾患や生活状況に応じて、必要な摂取カロリーや炭水化物の適切な割合などを提案させていただきます。
【運動療法について】
年齢、基礎疾患や生活状況に応じて、万歩数やMETs表を用いて患者さんと相談しながらできる範囲での運動療法から始めています。運動は筋肉量の維持や消費エネルギーを改善する上で大切になります。
例)50kgの方が1時間散歩された際の消費エネルギーは、座って1時間過ごすより約100kcal消費が増えると計算できます。