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疑わしきは拡大観察で(胃・大腸カメラ)

当院ではオリンパス社のEVIS LUCERA ELITEシステムを用いて、日常診療や検診業務を行っています。また上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)では、GIF-H290Z、GIF-Q240Zを、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)ではPCF-H290ZIを用いて観察しています。おやっと思ったらいつでも拡大観察で確認できる体制でスクリーニング検査から日常診療まで行っています。

2008年〜2015年までの食道がん例は4例(0.13%)、胃がん例30例(1.03%)早期胃がん比率(90.3%)、十二指腸がん2例(0.06%)、十二指腸腺腫7例(0.29%)であり、病変の拾い上げに拡大観察が大変有用でありました。

【上部消化管内視鏡検査】

【検査前日】

夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。

水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可です。

飲酒は控えてください。

【検査当日】

朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。水分はお水やお茶は適宜飲んできても構いません。

【検査中】

ベッドに左向きになった状態で検査を行います。検査時間はだいたい10分ぐらいです。

 

【大腸内視鏡検査】

大腸ポリープや大腸がんは、日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患です。

【検査前日】

食事療法と適宜下剤を飲んでお通じのコントロールをします。

【検査当日】

前処置として午前中に2リットルほどの下剤を服用していただき、腸内をきれいにします。午前診療後に検査となります。

肛門から内視鏡を挿入して、盲腸までの大腸と小腸の一部を直接観察します。検査は20~30分程度です(個人差があります)。

もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検やポリープ病変があった場合はサイズや病変によって治療まで行います。

処置や治療を行なった場合はアルコールをしばらく飲まないなどの対応が必要となります。

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